第14回「東南アジア諸国のためのグッドガバナンスに関する地域セミナー」(GGセミナー)の開催について
第14回グッドガバナンスセミナー(通称:GGセミナー)は,「裁判官,検察官,法執行機関職員の廉潔性と独立性」を主要テーマとし,令和3年3月23日及び同月24日の2日間開催されました。今回は,新型コロナウイルス感染症の影響により,オンライン形式での開催となりました。
今回のセミナーには,ASEAN加盟国のうち8か国(ブルネイ,カンボジア,インドネシア,ラオス,マレーシア,フィリピン,シンガポール及びタイ)と,東ティモール民主共和国の合計9か国から,検察官及び汚職対策機関職員等の合計14名が参加したほか,海外客員専門家として,香港独立反汚職委員会首席国際調整研修官のローレンス・チャン氏に御講義いただきました。
各参加者からは,今回のテーマに関連した各国の制度や事例の発表があり,これに基づいた討議を経て,各国の課題とベスト・プラクティスが共有されました。いずれの発表も,参加各国における近時の汚職対策の実情を理解する上で非常に有意義なものであり,最終日には,討議の結果を取りまとめた議長総括が発表されました。
- 議長総括はこちら(英文) ※2021年7月改訂