2月20日〜3月4日
仏語圏アフリカ刑事司法研修を実施しました。
2024年度仏語圏アフリカ刑事司法研修が、2025年2月20日から3月4日までの間、JICA東京において開催されました。今回の研修のテーマは、「科学的証拠の適切な収集及び保管並びにそれを用いた効果的な訴追及び立証」でした。
本研修には、仏語圏アフリカ諸国6か国(ブルキナファソ、チャド、コートジボワール、マリ、モーリタニア、セネガル)から、合計23名の刑事司法実務家が参加しました。
研修参加者は、現場鑑識、鑑定及び科学的捜査に関する人材育成等について警察庁刑事局犯罪鑑識官付の警察官による講義を受けました。また、警視庁科学捜査研究所を見学しました。
研修参加者は、自白の偏重など自国の課題を発表するとともに、講義や施設見学を通じて得た知識を踏まえて、当該課題の解決策について国別討議を行い、その結果を発表しました。発表後には、参加者の間で意見や考えが活発に交換されました。
研修参加者の発表や質問を通じて、我々自身が科学的捜査の重要性を再確認することができました。
![]() |
![]() |
||
国別発表 | UNAFEI教官による講義 |
![]() |
![]() |
||
国別討議 | 閉講式での集合写真 |



