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第1回ユース国際研修

※募集は締め切りました。
 たくさんの御応募ありがとうございました。

2021年夏,国連アジア極東犯罪防止研修所では,「ユース国際研修」を開催します。この研修では,日本国内の学生及び海外からの留学生を対象に,刑事司法や犯罪者処遇に関連した研修テーマについて,国内外の取組や課題を学び,参加者同士で対応策などについてディスカッションをします。

我々が安全な暮らしを送るためには,犯罪に対して効果的な対策を行うことが不可欠ですが,社会の変化に伴って犯罪をめぐる情勢も複雑化しており,刑事司法の実務家だけではなく,社会の様々な人達の理解と協力を得ながら取組を進めていく必要があります。とりわけ,社会の未来を担う学生の皆さんが,仲間と共に,こうした問題について学びを深めることは,より良い社会に向けて大きな力となります。

ご参加を希望される方,お問い合わせのある方は,下記のフライヤーをご覧の上ご連絡ください。皆様の参加をお待ちしています(応募状況により,募集が終了している場合もありますので,御了承願います。)。

日時:令和3年8月2日(月)から同月6日(金)まで(午前10時から午後4時)
形式:通所またはオンラインでの参加をお選びいただけます
テーマ:「薬物に関連する犯罪の防止及び薬物からの離脱のための若者の取組について」

(注)新型コロナウイルス感染症の状況によっては,オンライン参加のみとさせていただく場合があります。


フライヤー(裏面あり)

第1回ユース国際研修の開催

令和3年8月2日から8月6日まで第1回ユース国際研修が開催されました。本研修は,日本の大学生や大学院生,海外からの留学生を対象としたもので,アジ研にとって初の試みとなりましたが,日本から学生12名,海外7か国からの留学生11名の計23名の学生がオンラインで集い,研修テーマについて学びました。

本研修のテーマは,「薬物に関連する犯罪の防止及び薬物からの離脱のための若者の取組について」です。海外の専門家による講義を含む多様な講義が行われ,東南アジア地域における薬物の製造や取引,これらに関わる組織犯罪などの実情,薬物依存からの回復のために必要な対応とともに,薬物の問題をめぐる日本の刑事司法機関の実務など,薬物の問題について幅広い観点から理解を深めました。

参加者は,講義で得た知識を踏まえ,薬物の予防や薬物使用からの離脱に関してグループでのディスカッションを行い,最終日にはその成果が発表されました。いずれもよく検討がなされ,洞察に富む発表内容で多くの質問が寄せられました。今回の研修が,参加者の学生の皆さんにとって有意義な学びや経験の場となり,今後も様々な社会的な課題の解決策を見つけていく後押しとなったことを期待しています。


森永所長の挨拶

UNODC東南アジア大洋州地域事務所
地域代表 ジェレミー・ダグラス氏の挨拶

宮川教官の講義

Q&A

グループディスカッション

グループディスカッション

研修員の発表

研修員の発表

研修員の発表

研修員の発表

研修の最後に

研修の最後に
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