カンボジア社会内処遇制度構築・実施支援
カンボジアでは、社会奉仕命令等、法令上、社会内処遇に関する規定はあるものの、社会内で、対象となる者の指導・監督等を行う機関がなく、制度が活用されていない現状にあります。また、刑務所は過剰収容の問題に直面しており、これを解消し適切な刑務所運営を確保するためにも、社会内処遇制度の導入と実施が求められています。
本支援は、UNAFEIが、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)バンコク事務所との共催で実施しているもので、カンボジア内務省及び司法省の職員を対象に、社会内処遇制度構築・実施に向けた知識・経験の共有等を目的としています。本支援では、本邦セミナーや現地セミナーを実施し、日本の知見や実務を共有し、暴力的過激主義者などのハイリスクの者への対処も含めた社会内処遇の理解の深化を図っています。
期間 | 研修参加者 | 人数 | |
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令和5年度 タイスタディーツアー |
令和5年10月9日〜11日 | 司法省及び内務省職員 | 6名 |
令和5年度 現地セミナー |
令和5年8月16日〜18日 | 司法省及び内務省職員 | 63名 |
令和4年度 本邦セミナー |
令和4年8月23日〜30日 | 司法省及び内務省職員 | 15名 |
令和3年度 オンラインセミナー |
令和3年7月16日及び10月8日 | 司法省及び内務省職員 | 48名 |
令和元年度 現地セミナー |
令和2年1月13日 | 司法省及び内務省職員 | 71名 |
令和元年度 本邦セミナー |
令和元年12月3日〜11日 | 司法省及び内務省職員 | 15名 |