8月16日〜18日、10月9日〜11日
カンボジア司法省及び内務省の職員を対象とした現地ワークショップ(8月)及びタイスタディーツアー(10月)を開催しました。
2023年8月16日〜18日、UNODCバンコク事務所との共催により、カンボジアの司法省、内務省職員等60名超を対象とした現地ワークショップを開催しました。ワークショップでは、カンボジアの参加者から、仮釈放制度の実施状況、課題、展望等について発表があり、その後、参加者全体で仮釈放制度の運用上の課題等について議論しました。また、アジ研及びUNODCはカウト・ルット司法大臣やパオ・ハムパン内務長官を表敬訪問したほか、司法省、内務省と協議を行い、仮釈放制度の運用上の課題や今後の活動についても協議を行いました。
また、同年10月9日〜11日、タイ法務研究所(TIJ)との共催により、カンボジア司法省、内務省職員がタイの社会内処遇や矯正施設における受刑者の社会復帰について学ぶスタディーツアーを開催しました。タイ法務研究所、タイ法務省保護局、チェンマイ保護観察所、チェンマイ女子刑務所及びRuean
Pathmarong Museum(チェンマイ女子刑務所資料館)を訪問し、タイの社会内処遇や矯正施設における犯罪者の改善更生や社会復帰に向けた様々な取組について学びました。
アジ研では引き続き、カンボジアの仮釈放制度を始めとする社会内処遇制度の適切な運用とその推進に協力していきます。
(カンボジア現地ワークショップ)
カウト・ルット司法大臣表敬訪問
パオ・ハムパン内務長官表敬訪問
ワークショップでの議論
ワークショップ参加者との集合写真
(タイスタディーツアー)
タイ法務研究所
タイ保護局との議論
チェンマイ保護観察所
チェンマイ女子刑務所
チェンマイ女子刑務所資料館